いつも使っているのに意外と聞き慣れないビニタイという言葉。
袋の口を閉じたり、コードを束ねたり、使い方次第ではおしゃれなギフトラッピングにも使えるビニタイ。
この記事では、ビニタイの買い方、意外な使いみち、捨て方までを解説しています。
そもそも、ビニタイって何のこと?
ビニタイというのは、針金にビニールがついたもの。
これのことです。
メーカーによって、ラッピングタイ、ねじりっこ(PLUS)、エスタイ、のようにネーミングが違っていますがすべて同じもの。
それぞれの呼び名のgoogle月間検索数は、下記のような感じ(2021年7月5日時点)。
- ビニタイ(1900回)
- ねじりっこ(1300回)
- ラッピングタイ(720回)
- エスタイ(90回)
やはり最もメジャーな呼び方は「ビニタイ」のようです。
株式会社共和さんの商標登録品
ビニタイは、株式会社共和さんが商標登録されています。
ビニールで覆われたものが多いので、ビニールタイの略と思われがちですが、株式会社共和さんのホームページによると
「植物のツル」を意味するビニ(VINY)と、ひねって結ぶという意味のタイ(TIE)を重ね合わせてビニタイという名前が採用されたようです。
ビニタイは英語で twist tie
もちろん海外でも使用されていて、英語では、ねじって(twist)結びつける(tie)という意味で、「twist tie」と呼ばれます。
ビニタイの主な使い方は「縛る」「まとめる」「固定する」
ビニタイの使い方としてすぐに思いつくのは、ビニールの口を縛ったり、電源コードをまとめたりすることですよね。
その他にも
- プレゼントラッピング
- 園芸用(植物のツルを支柱に固定させる)
- 手作りマスクの鼻の部分に使う
など、至るところで大活躍します。
魔法洋菓子店ソルシエのブログでは、ビニタイを使ったギフトラッピング講座を公開しています。
ビニタイはどこで売ってる?
一番のおすすめは、100円均一
100円均一は値段も安く、種類も豊富なので、一番おすすめの購入方法です。
ホームセンターでも買えますが、お値段が全体的に高く素材や使い勝手もそれほど100円均一とかわらないので100円均一で良いのでは、と思います。
ただし、ビニタイが大量に必要で、ロールでまるごと買いたいという方はホームセンターがおすすめ。
ダイソーに売ってるビニタイ
ダイソーに売られているビニタイは、こんな感じです。
まだまだいっぱい種類があります。
セリアに売ってるビニタイ
セリアに売られているビニタイは、こんな感じです。
こちらもダイソーと負けず劣らず種類が豊富。
通販は更に種類が豊富
通販は送料がかかるので100円均一にくらべるとかなり割高ですが、ホームセンターと同じくらいのお値段で購入できるものも多い様子。
種類が多いので目当ての色や柄が見つからないということが無いというのも魅力ですね。
色別におすすめのビニタイをご紹介してみます
白色
黒色
金色
クラフト柄
緑
余ったビニタイの使い道、活用方法は?
食パンを買うとついてくる。
充電コードを買うとついてくる。
余ってるけど、捨てるのはなんとなくもったいない。
余ったビニタイの活用方法を調べてみました。
活用法① 可愛いリボンが作れる
ビニタイ1本から、可愛いリボンが作れるようになります。リボンが作れるとラッピングにも大活躍!リボンの柄を変えるだけで、お誕生日プレゼント・クリスマスプレゼント・バレンタイン・ホワイトデーなどのラッピングにも利用できます。
活用法② マスキングテープでアレンジしてマステタイにする
ビニタイの両面をおしゃれなマスキングテープで覆ってリメイクされている方もいます。
お気に入りのマスキングテープでオリジナルビニタイを作っておくと、手作りクッキーなどをプレゼントするときに、ささっとおしゃれにラッピングできたりします。
活用法③ ごちゃごちゃになったコードをまとめてスッキリ
模様替えをしたりすると、コードがやたらと余ってごちゃごちゃに・・・なんてことありますよね。
スッキリまとめたいんだけど、また動かすかもしれないから結束バンドで留める勇気はない・・・
そんなときに役立つのが余ったビニタイ。
なんどでも巻き直せるから気軽にコードがまとめられます。
活用法④ 手作りマスクの鼻の部分
手作りマスクをつけると気になる鼻の周りの「隙間」
マスクの鼻の部分に余ったビニタイをつけると、鼻にフィットしたマスクにすることができます。
ただし、金属部分が水に濡れると錆びてしまうので、繰り返し洗って使う場合は注意が必要です。
ビニタイを捨てるときにはどうしたらいい?分別方法について
ビニタイは金属の周りにビニールで覆ったものが多いので、ブラスチックごみで出すのがいいのか、可燃ごみとして出すのがいいのか迷われるかもしれません。
結論から言うと、自治体によってバラバラです。
可燃ごみとして出してよい地域もあれば、金属資源ごみ(長野県飯田市など)、プラスチックごみ(神奈川県三浦郡葉山町など)、不燃ごみ(東京都調布市など)での分別が義務付けられている地域もあります。
処分する際は、お住まいの地域の分別表を確認してみてくださいね。