今年のお誕生日やクリスマスは、本格的なケーキを自分で作ってみんなをびっくりさせたい!
OK!まかせて~♪
初めてでもケーキ屋さんみたいに美味しく作れるケーキのレシピを紹介するよ
このブログでは魔法洋菓子店ソルシエのレシピをご紹介します。
コツとテクニックを交えて、初めてでも美味しく簡単に作れるようご説明します。
今回作るのは、4~6人で食べるのにぴったりな5号サイズのケーキ。
他のサイズで作る場合はスポンジケーキのサイズ、生クリームとフルーツの量を調整して下さい。
スポンジケーキは別途ご用意ください
スポンジケーキの作り方は、別の記事でご紹介しています。
作りたいケーキの大きさに合わせてスポンジケーキを作ってみて下さい。
スーパーなどで手に入る市販のスポンジケーキを使うのももちろんありです😊
送料がかかりますが、通販でも購入できます。
もしくは、スポンジケーキを生クリームで仕上げた状態の土台を魔法洋菓子店ソルシエでは販売しています。
5号サイズのレシピ
では早速レシピをご紹介します。
必要な材料(レシピ)
5号サイズのケーキを作るのに必要な材料はこちら。
材料名 | 量 | 説明 |
---|---|---|
5号サイズのスポンジケーキ | 1個 | こちらのレシピをご参考ください。 |
生クリーム | 200ml | 市販の200ml入りのクリーム1パック分 |
砂糖 | 16g | |
苺 | 半パック |
スポンジケーキをご自分で作る場合は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
共立て法で作るスポンジケーキ5号レシピ【15cm:4人~6人分:ジェノワーズ】スポンジケーキは冷凍庫で長期保存できるので、前日までに作っておくと便利ですよ。
必要な道具
スポンジケーキを作るのに必要な道具はこちら。
道具名 | 説明 |
---|---|
ホイッパー | 生クリームの泡立てに使用。 |
パレットナイフ | スポンジケーキに生クリームを塗るとき(ナッペ)や、ケーキの移動に使用。 |
ケーキ回転台 | 生クリームのナッペに使用。 |
絞り袋&口金 | 主に仕上げの生クリームデコレーションに使用します。 |
ケーキスライサー | スポンジケーキをスライスするのに使用。ダイソーのパン切り包丁と木材で代用できます。 |
道具が家に無い…という方はとりあえずダイソーかseriaに行けばほとんどそろいます!
手に入らないのはケーキ回転台ぐらいでしょうか。
プラスチック製のケーキ回転台であれば、amazonなどで1000円ほどで手に入ります。
プラスチック製の回転台を実際に購入して使用してみましたが、やはり軽くて滑りやすいという欠点があります。
ですが、滑り止めに濡れタオルなどを敷いておけば全く問題ありません😊
それよりも軽くて省スペースで収納に困らないので、たまに利用するという方にはオススメです。
あると便利な道具
道具名 | 説明 |
---|---|
電動ミキサー | 素早く生クリームを泡立てるのに便利。ホイッパーでも代用可。 |
なければホイッパーでOK!
作業の流れを確認しよう
作業は3ステップ。
①スポンジケーキをスライス
②苺の下処理をする
③生クリームをやわらかめに泡立てる
④生クリームの3分の1を硬めに泡立て絞り袋にセットする
①1枚目のスポンジを敷いて生クリームを塗る
②スライスした苺を並べて生クリームを塗る
③2枚目のスポンジを敷いて生クリームを塗る(2段目)
④スライスした苺を並べて生クリームを塗る(2段目)
⑤3枚目のスポンジをのせる
①組み立てたケーキを回転台に載せる
②ケーキの上面に生クリームを塗る
③ケーキの側面に生クリームを塗る
④上面にはみ出した生クリームを整える
ステップ毎に詳しくご説明します。
写真を見ながら作っていこう!
STEP.1 下準備
step1-1 スポンジケーキをスライス
ケーキスライサーがお家にある方は稀だと思うので、手に入りやすい道具を使ったスライスのやり方をいくつかご紹介します。
角棒(百均)を使ったスライス方法
この方法で使用するのは太さ1.5cm前後の「角棒」。
ダイソーなどで手に入ります。
まず、写真のようにスポンジケーキの両サイドに「角棒」を平行に置きます。
そのままスライスを始めると棒が動いてしまうので、棒をテープで固定します。
あとは「角棒」の上に包丁を沿わせてスライスするだけ。
包丁の刃先が浮いてしまいがちなので、刃先がピッタリと木材にくっついていることを確認しながらスライスしましょう。
糸を使ったスライス方法
道具がどうしても手に入らない場合は、糸を使ってスライスすることもできます。
この方法は断面が荒くなりやすいので、可能であれば包丁でスライスすることをおすすめします。
また、糸はタコ糸のような太いものではなく裁縫用の細いものをご用意ください。
まず、スポンジケーキのスライスしたい高さに糸を巻き付けます。
糸が水平になるよう気をつけながら糸の端をクロスさせます。
そのままスポンジケーキを絞り切ります。
いずれかの方法で、3枚のスポンジが用意出来ればスポンジの下処理は完了です。
step1-2 苺の下処理をする
次に、苺の下処理を済ませて置きましょう。
ヘタの部分を切り取ります。
サンドしたい分だけ、5mm前後の厚さにスライスしておきます。
step1-3 生クリームをやわらかめに泡立てる
ケーキ全体をコーティング(ナッペ)する生クリームは、やわらかめ(7分立て)。
なので、下準備の段階では全体をやわらかめ(7分立て)に泡立てます。
まず、大きめのボウルに氷水を用意します。
その上に別のボウルをあて、生クリーム200mlと砂糖16gを入れます。
これを電動ミキサーまたはホイッパーで、7分立てまで泡立てます。
7分立ての目安は、ホイッパーで生クリームをすくっても2~3秒でボテッと落ちるくらい。
step1-4 生クリームの一部を硬めに泡立て絞り袋にセットする
ボウルの端の方を使って、生クリームの一部(全体の3分の1ぐらい)を硬め(8分立て)に泡立てます。
硬さは下の写真のように、生クリームのエッジがシャキーンとする程度。
生クリームの調整ができたら、丸口金をセットした絞り袋に硬めの生クリームを入れて置きます。
STEP.2 ケーキを組み立てる
step2-1 1枚目のスポンジを敷いて生クリームを塗る
まず、まな板などの上に1枚目のスポンジを敷きます。
次に、丸い口金でぐるぐるとサンドの生クリームを塗っていきます。
パレットナイフで塗る方法は量にムラができるので、初めての方にはこの方法がオススメです。
step2-2 スライスした苺を並べて生クリームを塗る
先程スライスした苺の半分を、お好きな配置でサンドして下さい♪
2枚目のスポンジをくっつけるために、パレットナイフでチョイチョイとクリームを塗ります。
step2-3 2枚目のスポンジを敷いて生クリームを塗る(2段目)
2枚目のスポンジを載せたら、ややしっかり目に手で押さえて平らにします。
平らになったら、1段目と同じようにぐるぐると均一な厚さに生クリームを絞ります。
step2-4 スライスした苺を並べて生クリームを塗る(2段目)
スライスした苺も1段目と同様に並べて、
3枚目のスポンジがくっつくように生クリームを薄く塗ります。
step2-5 3枚目のスポンジを載せる
3枚目のスポンジを載せて、軽く手で押さえて整えればケーキの組み立ては完了です。
STEP.3 ケーキの周りに生クリームを塗布(ナッペ)
初めてクリームデコレーションケーキを作る方にとって、一番不安になるのがナッペかもしれません。
ナッペのコツをすべてまとめてyoutube動画にしておりますので、ナッペの基礎知識を身につけてから実践したい方は是非ご覧ください。
step3-1 組み立てたケーキを回転台に載せる
まずは、組み立てたケーキを回転台に載せるところから。
組み立てたケーキを運ぶ時は、まず、ケーキの下にパレットナイフを深く差し込みます。
次に、ケーキの端を少し持ち上げ、出来た隙間に手を入れます。
そのまま手とパレットナイフ両方を使って持ち上げて、回転台の上にケーキを載せます。
step3-2 ケーキの上面に生クリームを塗る
ナッペには柔らかめに泡立てた生クリームを使います。
まず、ケーキの上面に生クリームを適量のせます。
パレットナイフで優しく圧をかけながら回転台を回し、生クリームを平らに延ばして行きます。
このとき、パレットナイフの先はケーキの中心付近に合わせましょう。
外側に生クリームがはみ出しても大丈夫なので、失敗したら生クリームを継ぎ足しながらなめらかになるまで調整してみましょう。
側面のナッペは上面よりもやや難しいので、上面のクリームを塗る時に少しでもパレットナイフで生クリームを均す感覚になれておくと良いでしょう。
step3-3 ケーキの側面に生クリームを塗る
側面の生クリームは、下塗りと本塗りの2段階で塗っていきます。
まず、側面に適量の生クリームを載せます。
生クリームは重力で落ちようとするので、側面の上半分に生クリームを着地させる感覚で。
回転台をゆっくりと回しながら、刷り込むようにクリームを薄く塗り拡げて行きます。
生地がうっすら見えていてもいいので、全体の凸凹がなくなることを目指します。
この時点では、ケーキの下までキレイに塗ろうとしなくても大丈夫です。
本塗りに移ります。
刷り込んだクリームの上から厚めにクリームを塗ります。
このときも、側面の上半分に生クリームを着地させる感覚で。
上面に生クリームがはみ出ても大丈夫です。
全体に生クリームを塗り終えたら、パレットナイフを垂直に当てながら回転台を回します。
生クリームは重力で落ちようとするので、パレットを完全に垂直に当てると台形に仕上がってしまいます。
ですので、パレットナイフは垂直よりも気持ち外側に傾けるイメージで当てましょう。
側面には後でペタペタ模様をつけるのでキレイになってなくても大丈夫です😊
step3-4 上面にはみ出した生クリームを整える
仕上げに、ケーキの外側から内側に向かってパレットナイフを水平移動させながら角を取っていきます。
ここで注意するのは、角を撫でるようにパレットナイフを動かすのではなく
パレットの角度をキメて、「着陸」→「離陸」のようなイメージで角を取るということです。
ケーキ土台の完成です!
まとめ
今回は、4~6人で食べるのにぴったりな5号サイズのケーキ土台を作りました。
作りたても美味しいですが、冷蔵庫で1日寝かせるとしっとりとして更に美味しくなります。
今後も洋菓子レシピを公開していきます
新しいレシピは Instagram や pinterest ・X(旧Twitter) で受け取れますので、フォローしていただけると嬉しいです。
リクエストなどはコメント欄にお寄せください。
最後までお読み下さりありがとうございました。